突然ですが
「お茶酔い」
って経験されたことありますか?
私が中国茶を飲み始めたころ。
お茶をたくさん飲んだときなどに、
心臓バクバク、へんな汗、クラクラ
(貧血に似た感じです)
といったちょっとお酒を飲んだ時の
ような状態になることがありました。
それを「お茶酔い」と呼ぶのですが、多分、カフェインの急な取り過ぎで
そうなってしまうのでは、と思います。
しかし、今では、お茶酔いがほとんどなくなってしまいました。
ずっと飲んでいたので、慣れたということもあるのですが(中毒?)
たくさん飲んでも、お茶酔いしない工夫があるんです。
お茶は飲みたい、けどカフェインはあまり摂りたくない!
という場合
カフェインの取りすぎを防ぐ効果的な方法は
「洗茶をすること。」
洗茶(一煎目を捨てる)はもったいないようにも思えますが、
*雑味をとる
*茶葉を開かせる
*カフェインを流せる
というように、いろいろな効果があります。
カフェインは水溶性なので
お湯に溶けやすく、洗茶でけっこうな量のカフェインが流れてくれます。
ただ、残念ながらお茶の成分もそこそこ流れてしまうので
さっと湯通しするように洗茶するのがお勧めです(*^^*)
それでも、お茶酔いしちゃった(^^;)というときの
効果的な対処法なのですが
食べる or 寝る or 牛乳を飲む
です。
特に、胃に自信のない方は、「食後に飲む」が鉄則です。
こうして考えると、お茶ってお酒と似てるところが多いなと
いつも思います。
お茶はお酒と違って、アルコールは存在しないのですが、
カフェインだったり、香りだったり、安らぎと興奮をもたらす不思議な飲み物ですよね。。
ひとりでも、数人でも、愉しい時間をもたらしてくれる
おもてなしに欠かせない お茶 と お酒 。
(ちなみに工芸茶も茶葉なのでカフェインあります。)
昔の中国の詩人たちは、
お酒に酔って、酒の詩を
お茶に酔って、お茶の詩を のこしました。
そう思うと、たまにはお茶に酔うのもいいかもしれません。
あ、でも、お酒もお茶も飲みすぎにはご注意くださいね☆
渡部
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